新海誠監督の「君の名は。」はとても有名な映画ですが、私はこの「言の葉の庭」も大好きです🍃
ご覧になられていない方は是非、この機会にご覧くださいね。

ABEMAでは、新海誠監督作品から「言の葉の庭」、「秒速5センチメートル」、「雲のむこう、約束の場所」、「星を追う子ども」の4作品が6月30日まで無料で見られるようです。

目次

『言の葉の庭』🍃

言の葉の庭

 

”愛”よりも昔、”孤悲”のものがたり

靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。

 

【ストーリー】 靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いている。そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた…。

原作・脚本・監督:新海誠
作画監督・キャラクターデザイン:土屋堅一
美術監督:滝口比呂志
音楽:柏大輔
声の出演:入野自由/花澤香菜
エンディングテーマ:「Rain」作詞・作曲:大江千里 歌:秦基博
製作・著作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝映像事業部
公式HP:kotonohanoniwa.jp
(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films

 

ABEMA
『言の葉の庭』
https://abema.tv/video/title/116-2iekpz623tj

 

 

映画の中で歌われた、『万葉集・雷神(なるかみ)の少し響(とよ)みて・・・』について🍃

 

『言の葉の庭』の映画の中で万葉集の柿本人麻呂が詠んだ歌が使われていました。1300年前に詠まれたとは思えない程、純粋で汚れのない切ない気持ちが伝わってくる歌でした。

“雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ”
「雷が鳴り響き雨でも降ってくれないであろうか。 そうすれば、あなたをこの場に引き止めることができるのに。」

それに対して返しの歌が、

“雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも 我は留らぬ 妹し留めば”
「たとえ、雷が鳴り響いたり雨が降らずとも あなたが引き留めるなら私はここにいる。」

何とも奥ゆかしい気持ちが、ひしひしと伝わる、切ない歌です。
歌われた音の響きが美しく、こころを葉のように揺らしました。
日本の日本語という響き・音が美しいです。
是非、映画の中で感じてくださいね。

 

 

今日もいい日でありますように🎵