謎に包まれている瀬織津姫。瀬織津姫は、龍神や弁財天と同一ではないかと言われている神様です。瀬織津姫は、大ヒット映画『君の名は。』のモチーフとも考えられている神様です。その瀬織津姫を祀る磯部稲村神社に参拝しました。鳥居をくぐると雅楽の響きと歌の音が聴こえて来ました。巫女さんたちがお稽古をされているようでした。
磯部稲村神社の音の風景をお楽しみください♪

目次

磯部稲村神社 瀬織津姫神社での歌 うぐいすとフクロウの音風景【音風景】

磯部稲村神社は瀬織津姫を祀っている神社です。 訪れると巫女さんの歌の稽古がされていました。 うぐいすやフクロウも一緒に歌っているようでした♪

 

瀬織津姫を祀る神社 磯部稲村神社の葉と風のささやき 鳥たちのさえずり【音風景】

瀬織津姫を祀る磯部稲村神社 葉と風のささやきと鳥たちのさえずり SoundScape♫

 

サンクチュアリ 磯部稲村神社の鳥たちの歌声のおだやかな時間【音風景】

サンクチュアリ 磯部稲村神社の鳥たちの歌声のおだやかな時間

 

磯部稲村神社

 

 

天照皇大神、栲幡千々姫命、瀬織津姫命、木花佐久耶姫命、天太王命、玉依姫命、天手力雄命などの諸神を祀る神社です。景行天皇の時代に東国平安の分霊を移して祀ったという伝説もあります。
代々藩主の崇拝を受けたほか、徳川光圀の参詣も受けました。木造の狛犬は県の文化財に指定されています。
この神社は、その参道や神社が鎮座する丘の斜面に多くの山桜が見られ、桜の名所として広く知られてきました。
ここの山桜は東北地方に産する白山桜で、淡紅色の花ばかりでなく芽ぶきの時期の赤芽も見事で、学術的にも貴重な存在とされています。そばにある磯部桜川公園を含んだ周辺一帯は国の「名勝」に指定されており、また、神社及び公園にある桜が国の天然記念物に指定されています。
この地は、古来より桜の名所として知られていたことから、江戸時代には歴代将軍により隅田川堤、玉川上水など江戸の花見の名所を作る際に植樹されました。
水戸市内を流れる桜川は、かの水戸光圀公が当地の桜を気に入り、桜の苗木を数百本移植したことを機に桜川と命名したものと伝えられています。
(桜川市観光協会HPより)

【御祭神】 天照皇大神 (アマテラススメオオカミ)
栲幡千々姫命 (タクハタチチヒメノミコト)
瀬織津姫命 (セオリツヒメノミコト)
木花佐久耶姫命 (コノハナサクヤヒメノミコト)
天太王命 (アメノフトタマノミコト)
玉依姫命 (タマヨリヒメノミコト)
天手力雄命 (タジカラオノミコト)
玉柱屋姫命 (タマハシラヤヒメノミコト)
天宇受売命 (アメノウズメノミコト)
倭姫命 (ヤマトヒメノミコト)
天児屋根命 (アメノコヤネノミコト)
日本武尊 (ヤマトタケルノミコト)
◆摂社
鹿島社、香取社、諏訪社、
息栖社、小聖社、足玉社、
蔵王社、天神社、浅間社、
稲荷社、神前社、
咳嗽社(御手洗)を祭る。
外に、末社32社を祭る。
【御神徳】 天照皇大神  国土安泰 勝運 農業振興 学業上達 教育振興
栲幡千々姫命  産業振興 農工商振典
瀬織津姫命  厄払い 方位 方災除け
木花佐久耶姫命  安産子育て 山火鎮護 酒造守護
天太王命  開拓振興
玉依姫命  海上安全
天手力雄命  家内安全 作業労働振興
玉柱屋姫命  病気平癒
天宇受売命  芸事上達 長寿 成就祈願
倭姫命  心願成就
天児屋根命  災難除け
日本武尊  出世開運 金運 福徳
【御由緒】 ◆由緒
景行天皇40年(西暦111)10月、日本武尊、伊勢神宮の荒祭宮である礒宮を此の地へ移祀したと伝えられる。
◆沿革
天慶二年(939)平貞盛、将門追討祈願、常陸西大社稲田姫神社関係文書(常陸国分寺極楽寺蔵)に新治郡礒部稲村宮として常陸28社(延喜式内社) の一に載せられ、仁明天皇嘉祥2年(849)水旱の際に折鏡ヶ池(桜川の源)において祈雨祭執行のことが伝えられている。
更に人皇108代後水尾天皇礒部大明神の勅額を賜る(現存)。
特に古来より安産守護神として崇敬され神札を授与する。

 

【文化財】

◆要石◆
境内本殿の後方西北5メートル程離れて存在する。
縄文時代より住民の信仰の対象としたものであり、形状凸、往古陽陰を象徴したものといわれる。
鹿島神宮要石は凹形で、一説によるとこの地はかつて鹿島の神領であって、鹿島の要石は鯰の頭を押さえ、礒部の要石は尾を押さえる(地震がおこらない)といわれているが、江戸時代宝暦9年の神社書上帳に此地鹿島と書かれている。
◆後水尾天皇辰筆の扁額「礒部大明神」
◆十一面観音立像
◆薬師如来坐像(鎌倉時代作/茨城県文化財指定)
◆葉室中納言顕孝書
◆社像(奈良時代)
◆十二神・神楽面
◆水戸光國奉納 指樽
◆皇室御書博士賀茂保誠書
◆狗犬(室町時代作/茨城県文化財)
◆文学、芸能に登場する桜川 ◆
◆桜川の桜◆
江戸時代、徳川光圀(水戸黄門)元禄年間(1688~1703)度々神社へ参拝し、水戸城内を始め千波湖に注ぐ小川のほとりに桜川の山桜の苗木を植え桜川と名付けた。
徳川三代将軍家光が、寛永年間に、四代将軍家綱が、正保年間に桜川の桜の苗木を数百本、隅田川の今の木母寺付近に移植。
天文年間(1741)徳川八代将軍吉宗時代、宝暦年間(1751~1763)九代将軍家重時代、には『桜川の桜』として江戸表へ桜の名所を作るために、多くの山桜の苗木が移植された。
現在の皇居を始め上野公園・北区飛鳥山公園・新宿御苑・小金井公園などである。

古くから桜の名所として歌に詠まれた桜川の桜。
その中の代表的なものを紹介します。
つねよりも 春べになれば さくら川 波の花こそ まなくよすらめ 紀 貫之
世と共に 流れて久しさくら川 花のしずくを水上にして  橘 枝直
桜川 汀の氷とけそめて 春をよせ来る波の初花  橘 千蔭
みなかみの 木々のしづくのさくら川 花とともにや落つもりけん  尊澄法親王
風吹かば 波も幾重のさくら川 名に流れたる波の音かな  御九条 内親王
秋の夜は 月ぞ流るる桜川 花はむかしのあとのしらなみ  宗尊親王
散るや今 波にも花の桜川  近衛三貌院信伊
水上や まなくちるらんさくら川 流れの末も花の香ぞする
桜川 末の世まてもその人の ことはの花ぞ流れつきせぬ  内藤義泰
身にかへて おしむ桜の命をば 古の花さくや姫ぞまもらん  加藤 熙

神社庁のHPより

 

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MUSIC(音)の元の言葉に、MUSICAがあります。MUSICAは宇宙の根本原理という意味をもっていたそうです。その根源の力で、また元気になれるのではと思っています。わたしたちはまた言葉を使って思考しコミュニケーションしています。音と美しい言葉で本来ある自分の姿を思い出し、美しい未来を創造しましょう♬

今日もいい日でありますように♬